場所が場所だけに鏡を見ないとできないため、大きめのメイク用鏡を床に置き、パンツを脱いでまたがる。
わかってはいたが人様にお見せできるようなものではないくらいエグい。
あ、私の下の話ね。
そんなことより、熱を持って腫れている患部。
なぜ…こんなことに!!
もうすでにピンポン玉半球くらいまでに成長していて、塗り薬でどうにかなるものではないような状態だった。
あの、ちゃんとお風呂にも入ってますし、パンツも毎日変えています。不衛生にしていたわけではない私に対してなんたる仕打ち!!
悲しみに暮れていても仕方ない。
セルフオペをしようか…。
と思ったのだが、患部の腫れ方を見るに表面からすぐの皮下に膿があるのではなくまだもっと深い部分のようだ。
これは表面を切っても膿は出ずにただ少々の血が出て、雑菌が入りやすくなるだけになってしまう。
こう判断してセルフオペを中止した。
その後、痛みは時間の経過と共に増し、できるだけ擦れを防ごうと動かないようにはしていたが腫れの範囲も増していった。